December 2010
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1895年に最初に電子が原子を構成する粒子であることを明らかにしたのはイギリス人物理学者のJ.J.トムソン卿である.彼の息子のG.P.トムソン卿は1926年に実験...
– マッカーリ・サイモン『物理化学(上)』pp.21-22
長崎ちゃんぽんのチェーンとして有名なリンガーハットのリンガーは、フレデリック・リンガーというイギリス人の名前にちなんだものだそうです。このフレデリック・リンガーは...
– 藤元宏和 編『細胞夜話』p.194
20世紀半ばには植物を食べるカタツムリに注目が集まり、カタツムリから抽出した酵素を用いてプロトプラストを作製していました。そのためカタツムリが高値で取引されていた...
– 藤元宏和 編『細胞夜話』p.63
アインシュタインが求めたhの値は,プランクが黒体輻射の式から決めた値とよく一致した.エネルギー量子化に関するすべてがまったく謎めいており,当時の科学者の社会ではま...
– 『マッカーリ・サイモン 物理化学(上)』p.13
プランクの私生活は実に悲劇的であった.二人の娘は分娩のために死亡し,息子一人は第一次世界大戦で戦死し,さらに,第二次世界大戦中の1944年,もう一人の息子もヒット...
– 千原秀昭・江口太郎・齋藤一弥 訳『マッカーリ・サイモン 物理化学(上) 分子論的アプローチ』
患者の「心的現実」は語られる言葉に先立って必ず内容が伴っていると仮定されているが、果たしてそうだろうか。それとは逆に、患者の言葉がまずあって、それに引き続き、その...
– 熊木徹夫『精神科医になる』p.88
比喩を用いるという行為は、もとの言辞の絶対性をいったん括弧に入れて、相手の理解に資するため、近いと思われる感覚的表現を選択することである。適切な比喩を用いることが...
– 熊木徹夫『精神科医になる』p.51
斜め後ろより彼を眺めながら、歩調を合わせゆったりと進む。彼はいつもとまったく違う顔をみせた。桜を愛で、飛行機雲を仰いで「生き返る気持ち」と表現した。畦で手折った菜...
– 熊木徹夫『精神科医になる』まえがき
疑う余地なく、他人の思想の反映であり、やはり自由を奪われた思想の苛立ちだったのである。
– ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
カイコやヤママユガの成虫とおなじく、アメリカシロヒトリの成虫には口がない。親になったらもう食物をとることを放棄しているのだ。
– 伊藤嘉昭編『アメリカシロヒトリー種の歴史の断面』p.79
アメリカシロヒトリのメスは、一度とまった葉からもはや動くことなく、そこでオスをむかえて交尾する。そして交尾が終われば、やがてその場所で産卵をはじめる。そして一卵塊...
– 伊藤嘉昭編『アメリカシロヒトリー種の歴史の断面』p.75
「アメリカシロヒトリは戦時中、米軍機から日本に投下されたのではないか」という真剣な疑問が出されたことは、あまり知られていない。
(中略)...
– 伊藤嘉昭編『アメリカシロヒトリー種の歴史の断面』p.6
もしも、こんにち「昆虫記」が書かれるとするならば、このようなかたちのものではなかろうか、というわれわれのイメージが、この本には盛りこまれている。
– 伊藤嘉昭編『アメリカシロヒトリー種の歴史の断面』まえがき
ところが、太陽の位置をコンパスとして利用するには困難な点が一つある。太陽の位置は時々刻々と変わってしまうので、太陽の位置をコンパスとして用いるためには、一日の時刻...
– 水波誠『昆虫ー驚異の微小脳』p.245
雄のカイコガは、嗅覚器官である触覚にわずか数分子が当たっただけで性フェロモンを検知できる
– 水波誠『昆虫ー驚異の微小脳』p.125
トンボの複眼は領域によって色が違う。空を見る背側(上方)の部分にはサングラス(茶色の遮光色素)があり、過度の光が光受容細胞に入るのを防いでいる。
– 水波誠『昆虫ー驚異の微小脳』p.38
「観察し、それから実践すること」
– ニコ・ティンバーゲン
(水波誠『昆虫ー驚異の微小脳』p.19)
ハエの胸部にある飛翔筋の細胞は、あらゆる動物の細胞のなかで最も高い効率でエネルギーを生み出すことが知られている。
– 水波誠『昆虫ー驚異の微小脳』p.7